もとクレジットカード社員が伝授!クレジットカードの審査に通るコツ!

きこりのです。

独身時代、クレジットカード会社に勤務していました。
クレジットの受付から、督促まで。

神経をすり減らしながら得たのは、経験とお金に対する考え方。
クレジットカードって怖いけど、便利。

審査に通る=信頼されるということ。
クレジットカード会社勤務経験ありのきこりのの、考え方を皆さんにお伝えします。

 

与信、審査は非常にシンプル

クレジットカードを持っていない人の方が少ない世の中。
無限にクレジットカードは作れてしまうのではないか?という錯覚さえ陥りますが、そんなことはありません。

きちんと「与信」が行われ粛々と「総合的に」判断をされます。

CICに登録されている情報

まず申し込みが入ると、申込者自身の情報をオペレーターが入力していき、自社の利用実績と合わせて、CICという指定信用情報機関に照会が入ります。
最近はタブレットで入力し、即座に送信。
すべてのデータが明るみとなり、そこで審査担当者が審査OKがNGかを判断していきます。利用に問題がなければすぐにOKが出ますが、引っかかる部分があると与信担当者の検討課題となります。

滞納中物件があるとまずアウト

現在支払い中のものに関して、延滞中のものがあるとまずそこで引っかかります。

最近は奨学金やスマホなどの通信費も最近はこのような指定信用情報機関に登録される傾向があります。
カードやクレジットローンで使った記憶が無くても、このような別の支払いの滞納で審査がネックになることがあります。

数日の延滞でしたら乗ることはありませんが2ヶ月の延滞はまず懸念事項として扱われ、3ヶ月以上となるといわゆる「ブラックリスト」入りとなることが多いです。

借金の残高が高いと支払い状況など総合的な判断をされる

延滞がなくても、年収に対しての支払い残高の割合が異常に高い場合、こちらも懸念事項となります。

年収1000万の100万借り入れと、年収200万のそれとは明らかに負担が違いますよね?

年収を記入する欄はそのためにあります。この人多いな・・となると、支払い状況、勤め先、勤務年数、持ち家かアパートかこのあたりが加味されます。

住所を変えても一元化されます

よく住所を変えて「別人」に成りすまそうとする人がいますが、こういう場合も何かの情報が一致したり、クレジットカード会社の動物の勘?のようなもので「本人」と認められれば、「一元化」という作業が行われます。

過去にブラックリストになった人がお引越しをしても、何故かバレてしまっている・・こういう場合もCICの力が働いているも見てよいでしょう。

督促の段階になると、個人情報ギリギリのところまで本人の居場所をつきとめますので、滞納すれば今後の快適なクレジットカードライフに黄信号が灯るというわけです。

借金持ちが戸籍を変える目的

ですが、本人とバレない場合があります。たとえば結婚をして名字が変わり、住所も変わり、なおかつ手持ちのカード会社に住所変更などを行っていない場合。

さらにアパート暮らしなど身元がはっきりしない場合です。養子縁組をして借金を繰り返す人はこういうからくりをしっているんですね。
まあ、そういうことしてもまともな生活は送れていないと思いますが・・。

 

まとめ

審査に通るコツは、

  • 多重債務に陥っていない
  • 遅延がない
  • 年収、勤続年数、住居がしっかりしている

この3点があればまず間違いなくOKです。

もし、なんの落ち度も感じられないのに、審査に立て続けにおちてしまう・・という場合は、CICでは自分の情報を取り寄せることも可能ですので一度チェックされてみてくださいね。

最後に・・・2割り増しの物欲について

ところで・・・私がクレジットカード社員だったころ先輩に言われたのが

「クレジットカードを持つと2割物欲が増す」

ということでした。

現金だとせきとめられていたものが、カードになると気がゆるむ。
カードで買ったものはすべて「負債」なんだということですね。
いくら支払いが1ヶ月後確実に行われるとしても1ヶ月は負債です。ポイントなどを上手に利用する前に、ご自分でも用途、キャパを自覚する必要があります。

ルールを守って、楽しいクレジットカードライフを送りましょう!

 

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